国内船主に対し、中国造船所での期近納期のバルカー新造案件が用船付きで持ち込まれるケースが目立ってきた。増えているのは、民営の江門市南洋船舶工程(JNS)が建造する2027年納期のハンディサイズ。JNS建造船は、海外の有力なオーナーオペレーター(船主兼 ...
フィンランドのエンジニアリング企業ノルスパワーは15日、ノルウェー船主ベルゲ・レデリ向け一般貨物船2隻に円筒帆(ローターセール)を搭載する契約を締結したと発表した。中国の江蘇蘇豪船舶重工が新造する一般貨物船に、ローターセールを2基ずつ搭載した状態で引き渡す。1隻目は2025年末までに進水する予定だ。江蘇蘇豪船舶重工が建造する一般貨物船2隻は、ノルウェー沿岸で運用するため厳しい気象・海象に対… ...
国土交通省四国地方整備局と徳島県は11日、同県小松島市内で徳島小松島港赤石地区国際物流ターミナル整備事業の着工式典を開いた。同整備事業では、岸壁の延伸、泊地の浚渫、ガントリークレーンを1基から2基に増設するなどで、コンテナ航路の増便や新規就航に対応する。地域産業の競争力強化、神戸港へのさらなる集貨につなげる狙い。県内企業では、自動車のEV(電動)化や半導体需要の高まりを受けて、化学工業品な… ...
【関西】大阪メトロ中央線の新駅「夢洲駅」が19日に開業し、大阪港の主要コンテナターミナルがある夢洲地区と大阪市中心部が初めて鉄道でつながった。それに先立ち18日に夢洲駅で開業記念セレモニーがあり、関西の政財界関係者が出席した。4月の大阪・関西万博開幕を控え、横山英幸大阪市長は人流と物流の両立に引き続き取り組む意向を示した。中央線延伸はコスモスクエア―夢洲駅間約3・2キロメートルを結び、4月… ...
大阪海運組合、大阪海運事業協同組合、大阪東京海運事業協同組合、大阪九州海運事業協同組合の4組合合同による新春賀詞交歓会が17日、大阪市内であった。主催者を代表してあいさつした大阪海運組合の荒川和音理事長(丸三海運会長、写真)は、内航海運業界の環境対応や若年船員の育成、運賃・用船料改善の重要性を訴えた。荒川理事長はまず、原材料価格高騰や円安の長期化などにより物価上昇が続いていることに懸念を示… ...
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)のグループ会社、NX台湾国際物流はこのほど、中国科技大学(台北市)の学生に向けた職場体験を実施した。学生たちは倉庫作業を体験したほか、物流の基礎知識なども学習した。職場体験は昨年11月30日、12月1日の2日間、NX台湾が桃園市に構えるNEXT1倉庫で実施。中国科技大の流通管理学部の学生80人が参加し、スタッフから物流に関する基礎知… ...
商船三井はアフリカで展開している事業や環境活動を特集したウェブサイト「MOLアフリカ」を公開した。アフリカとの航路をいち早く開設して約100年、海上輸送、航空輸送のフォワーディング事業、倉庫事業などといった多様な事業内容を紹介し、世界的に関心の高い成長市場で商機を広げたい考えだ。「MOLアフリカ」は、商船三井グループのアフリカでの事業や拠点を案内し、約100年にわたるビジネスの歴史などを解… 続き ...
NX総合研究所は15日、「2024・25年度の経済と貨物輸送の見通し」を発表した。25年度の輸送量は外貿コンテナ(海上)、国際航空が輸出入とも前年比プラスとなる見通し。2年連続で海空の輸出入の合計がいずれもプラスとなる。外貿コンテナ輸出は世界情勢を受けた下押し材料が多数あるものの、海外の設備投資需要の持ち直しなどで3年連続の増加を予想。航空輸出は太平洋線で米国の追加関税導入・引き上げ前の駆け込み… ...
韓国・釜山港湾公社(BPA)のまとめによると、釜山港の2024年のコンテナ取扱量(速報値)は前年比5%増の2440万2020TEUだった。輸出入貨物・トランシップ(TS、積み替え)貨物ともにプラスとなり、過去最高の取扱量となった23年の記録(2315万TEU)を更新した。一方で、日本発着貨物(輸出入・TS貨物合計)は3%減の278万5236TEUと減少した。24年の釜山港全体の輸出入貨物は… ...
1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災から30年を迎えた17日、神戸税関は神戸市中央区の旧館にある時計塔の針を震災発生時刻の「5時46分」に停止させるなど、追悼行事を通じて震災の犠牲者に哀悼の意を表した。時計の針は、前日の16日午後5時46分から17日午後5時46分まで停止させた。また、16日午後5時15分から17日午前6時30分まで時計塔をライトアップしたほか… 続きはログ ...
双日と電動航空機開発の米ベータテクノロジーズ、ヤマトホールディングス(HD)、北九州市は20日、北九州空港を拠点に電動航空機による貨物輸送に向けた共同検証を実施することで基本合意したと発表した。今夏には、北九州空港と宮崎空港の間でベータの電動固定翼機を使用した試験飛行を計画する。電動航空機による貨物輸送を想定した2地点間飛行としては国内初となるという。20日付で基本合意した。共同検証で使用… ...
麻雀(マージャン)を覚えて半年の同僚女性に完敗した。記者の雀歴は三十余年。麻雀に投じてきた時間は同世代では全国レベルと吹聴していただけに、屈辱にまみれる結果となった。同僚によると、今は麻雀のプロリーグ戦「Mリーグ」が若者にも人気で、スピード重視の打ち方が主流。高得点だが上がりが遅くなる役「三色同順」に固執する中高年男性を、時代遅れとやゆする「三色おじさん」なる言葉があり、記者は… ...