兵庫県加西市でラーメン店「桐麺(きりめん)」を営む桐谷尚幸氏は、キャッシュレス決済が広がる現状をこう切り捨てる。桐麺は週3日の営業で、来店客を各日50組に限定するこだわりが特徴で、日本全国からラーメンファンが訪れる人気店だ。最近はインバウンド(訪日外 ...
1月20日、トランプ氏が米国の大統領に返り咲く。新政権の発足を目前に物議を醸しているのが企業や経営者による「大統領の就任式向け」の寄付だ。メタやアマゾン・ドット・コムといった米テクノロジー大手からトヨタ自動車まで、1月中旬までに1億7000万ドル(約 ...
日中関係は、2012年9月の、いわゆる尖閣「国有化」問題により一挙に悪化した。対外強硬姿勢を強めていた中国が、これを奇貨として、実力による尖閣の現状変更に大きく動いたからである。日中は軍事衝突の瀬戸際までいった――。少なくとも世界は、そう判断した。日 ...
グリーンランドではレアアースを含む金属資源、原油・天然ガスのいずれも商業生産に至っていない。陸地は大半が氷床や永久凍土に覆われている上に岩場が多く、資源の探査費用がかさむ。海域も氷に覆われている。資源開発には重機などの物資を持ち込むための港湾施設を設 ...
社員の自律的なリスキリング(学び直し)を促す場として企業内大学を設置・拡充する企業が増えている。人手不足を背景に、企業は社内で専門人材を育成しようと教育制度の整備に動く。新型コロナウイルス禍以降、企業内大学のオンライン化が進んだことで社員の学習データ ...
とはいえこれは、「結局は社長が悪いんでしょ?」と社長1人に責任を押し付けて終わりにできる話ではありませんよね。ビジネスの世界では、「何とか」する必要があります。もう少し、考えてみましょう。「社長の指示が現場で実行されない状況」が続くのは、なぜでしょう ...
「人材難の企業では、経営者自らが生成AIを使いこなすことで、自社のポテンシャルを何倍にも広げられる」。生成AIなどを活用したマーケティング関連サービスを手がけるプラグ(東京・千代田)の小川亮社長はそう強調する。
武田薬品工業が、2024年度からカーボンクレジットを使った排出量の相殺を止める――。こんな報道が脱炭素に取り組む企業に衝撃を与えた。同社は19年度以来、毎年カーボンニュートラルを維持し、また日本で有数のクレジット購入者である。ここ数年、スコープ1、2 ...
日本経済の先行きに不透明感が強まる中、注目を集め始めた中小企業の「淘汰論」や「不要論」。この大胆な理論を実行に移すとすれば、社会の混乱を防ぐために少なくとも次の2つの条件をクリアすることが欠かせない。 ①消滅する中小企業が生み出して ...
在庫は悪である──。ビジネスに携わる者なら一度は耳にしたことのあるフレーズだろう。部品という半製品を抱える製造業はもちろん、商品在庫を持つ小売業でも、在庫が経営を圧迫するとの解説はよく聞かれる。そんな考えを一変させた経営者がいる。
斬り捨て御免! 「出世目指さなくていいの?」への異論・反論 若者の出世意欲の低下を示す調査結果がいくつも出ています。 「出世しなくていい」という考えは、とても合理的だと思いますよ。私も、もし日本企業に勤めていたら出世なんて目指しません ...
経営資源を最適配分し、企業の成長にどうつなげるかは経営者の腕の見せどころだ。だが、バブル崩壊を経験した日本では、「持たない」経営に重きが置かれる傾向があった。ITの進化や人口動態の変化は、そんな常識に転換を迫りつつある。企業によって ...